こんにちは!ゆきちです!
「近年、給料は上がらないのに物価はどんどん上昇し、貯金どころか目の前の生活でいっぱいいっぱい…💦」という人も多いのではないでしょうか?
「どうにかして収入を増やしてお金を貯めなければ…!」と思いがちですが、果たしてそれが正解でしょうか?
お金を貯めるには、まずは収入を増やすことを考えがちですが、実は支出を減らすことも同じぐらい大切なことなんです!
また、支出を整えるだけで、意外と家計がラクになるケースも少なくありません。
私自身、不妊治療でお金が必要なのに、体調のこともあり思うように働けない時期がありました。
そんなときに助けられたのが、「支出を見直す」という考え方。
今回は、FP資格を持つ私が、実際にやって効果を感じた“家計の見直し術”をご紹介していきます!
なぜ、固定費を最初に見直すべきか?

固定費とは?
固定費とは、毎月ほぼ決まった額が出ていく支出のことです。
主な固定費一覧
- 住居費:家賃、住宅ローン、管理費、修繕積立金など
- 通信費:携帯、インターネット(Wi-Fi)など
- 水道光熱費:電気、ガス、水道
- 保険料:生命保険、医療保険、学資保険など
- サブスク費:動画配信サービス、音楽、アプリなど
固定費=毎月自動的に出ていくお金です。
そのため、固定費の見直しは、一度の見直しで効果がずっと続くため、節約効果がとても大きいです。
家計の“土台”を整えることで、収入が増えたときにも無駄に出ていくことなく、しっかりと貯めることができます。
それでは、固定費のそれぞれの見直し方について見ていきましょう。
各固定費の見直し方法

住居費の見直し
見直しの方法
- 家賃が高すぎる → 引っ越しを検討
- ローンの金利が高い → 借り換えシミュレーションをしてみる
チェックポイント
- 家賃は手取り収入の30%以内か?
→一般的に「手取りの25〜30%以内」がひとつの目安とされています。 - ローンの金利は最新の水準と比べてどうか?
私も以前、「駅近なのに家賃が安い物件」に住んだことがあります。
一見すごくラッキーに思えますが、実は住人たちの治安が少し悪く、トラブルに巻き込まれることも…。
家賃が安い=正解ではなく、「自分にとって安心して住める場所かどうか」も大事だと実感しました。
通信費の見直し
見直しの方法
- 大手キャリアから格安SIMに乗り換える
- Wi-Fiの契約プランを見直す
- スマホとWi-Fiのセット割を活用
- 家族でまとめて契約することで“家族割”を活用
チェックポイント
- スマホ代は毎月いくらか?
- 実際に使っているギガ数はプランに見合っているか?
- スマホとWi-Fiのセット割を活用できているか?
私が格安SIMに乗り換えたときは、家電量販店で手続きをし、その場でキャッシュバックがもらえたり、次回の家電購入に使えるポイントを20,000円分もらえたりととてもお得でした!
こうしたキャンペーンを上手に使うことで、通信費の見直し以上にお得となります。
携帯の乗り換えは、家電量販店のキャンペーンをうまく活用するのがオススメです!
光熱費(電気・ガス・水道)の見直し
見直しの方法
- 電力・ガス会社の見直し(乗り換え)
- セット割の活用(電気+ガスの一括契約など)
- 省エネ家電への切り替えや節電の工夫
チェックポイント
- 電力・ガスの契約会社をここ数年変えていない
- 電気・ガスを別々の会社で契約している
- 古い家電をずっと使っている
元々は電気・ガスを別々の会社で契約をしていましたが、一緒に変更してセット割を活用することで、年間10,000円の節約になりました!
電気やガスの契約内容は、マイページや請求書で簡単に確認できます◎
1ヶ月だと数百円でも、年間で考えると10,000円近くの差になることもあるので、ぜひ一度チェックしてみてください!
保険料の見直し
見直しの方法
- 契約内容を見直し、ライフスタイルに合っているかをチェックする
- 重複している保障や不要な特約を外す
- 比較サイトやFP相談で他社のプランと比較する
チェックポイント
- 保障内容を覚えていないまま放置していないか
- 同じような保障に二重で入っていないか
- 加入当時から家族構成が変わっていないか?
子どもが生まれたタイミングで保障内容を見直し、その時の私たちにあった保険で入り直しました。
結果、保障はしっかり確保しながらも、夫婦で月々5,000円まで保険料を抑えることができました◎
保険は、家族の人数や年齢・貯金額・働き方によって必要な保障が変わるもの。
「加入してから見直していない…」という方は、まずは契約内容をチェックしてみることをオススメします!
サブスク費の見直し
見直しの方法
- 契約中のサブスクを全て洗い出して、今の生活に必要かを見直す
- あまり使わないのになんとなくで続けているものは思い切って解約する
- 長く使うものは、年払いプランやファミリープランへの変更も検討する
チェックポイント
- 無料期間のまま放置して、気づいていないうちに課金されていないか
- 複数のサブスクで“似たような機能”にお金を払っていないか
サブスクって色々なものがありますが、その中でも、私は音楽系のサブスクは「Amazon Music Unlimited」を契約しています。
ファミリープラン(月額1,680円)は、最大6人まで利用可能なため、夫や父母、兄など家族ぐるみで利用し、割り勘にしてコスパ良くしています!
また、長期で使うサブスクは年払いに切り替え、無料期間のみ利用したいものは、カレンダーアプリに解約期限を登録し、解約し忘れを防止しています。
使わないもの・気付かないうちに課金されているのが1番もったいないので、定期的に確認することをオススメします!
サブスクの金額自体は少額ですが、積み重なると意外に大きな出費です。
2,3ヶ月に1回「サブスク見直しデー」を作って、本当に必要なものにだけ課金していくのがおすすめです◎
家計を“整える”ことが“増やす”への近道

「どうにかして収入を増やしてお金を貯めなけば…!」と思うと、副業や収入アップに目が向きがちですが、それと同じくらい、“出ていくお金”を整えることも大切です。
せっかく働いても、貯めたお金がどんどん流れ出てしまうのは本当にもったいないです。
まずは家計の“蛇口”をしっかり締めて、無駄な支出を減らし、しっかりとお金が貯まる仕組みを作っていきましょう!
それが、副業や収入アップをしたときにラクにお金が貯まる家計の土台となります。
まずは、家計を見直して支出を減らし、その後に副業や収入アップのステップに進んでいきましょう!