こんにちは!ゆきちです!
Webライターとして案件に応募しようとした時、「ポートフォリオを添付してください」と書かれていて、手が止まった経験はありませんか?
「ポートフォリオって、デザイナーさんが使うものじゃないの?」
「未経験のWebライターでも、ポートフォリオって必要なの?」
「そもそも、何を書けばいいのかさえ分からない…」と感じている方も多いはず。
実際、Webライター未経験者が、クライアントに提出するポートフォリオをいきなり作ろうとすると、ついやってしまいがちなのが「自己満足なポートフォリオ」です。
この記事では、未経験ライターが避けるべきポートフォリオNG例と正しい作り方について分かりやすく解説します!
ぜひ、ポートフォリオで悩んでいるWebライター未経験者の方は、最後まで読んでください!
未経験ライターのポートフォリオNG例とは?
Webライター未経験者が、ポートフォリオをいきなり作ろうとして、ついやってしまいがちなNG例は以下の3つです。
- 自己紹介が長い
- スキルを並べる
- 文章が回りくどく分かりずらい
詳しく解説していきます。
1. 自己紹介が長い
クライアントに自分のことを詳しく伝えようと、つい自己紹介を長く書いていませんか?
自己紹介は短くても信頼されます。
クライアントが一番知りたいのは、あなたの人生ではなく「このライターに仕事を頼んだらどうなるか」です。
また、自己紹介が長すぎると何を伝えたいのかが分かりにくく、最後まで読んでもらえない可能性も高まります。
クライアントが知りたい情報だけを簡潔にまとめて自己紹介は短くしましょう◎
2. スキルを並べる
「できることをたくさん伝えないといけない」と思って、ついスキルをたくさん並べていませんか?
クライアントにとって大事なのは、スキルの数ではありません。
一緒にお仕事をしていく中で、「自分の案件にどう貢献してくれるか」です。
クライアントの役に立つことだけを、1〜2つに絞って伝えるようにしましょう!
それだけでポートフォリオは、グッと読みやすくなります。
3. 文章が回りくどく分かりづらい
「文章が得意」と思っていても、いざポートフォリオを書くと、自分の話になるとつい回りくどくなってしまうことがあります。
クライアントは忙しい中、たくさんの応募者を見ています。
文章が長く、まわりくどいと「この人は記事もこんな感じかも…」と思われてしまい、スルーされてしまう可能性もあります。
結論を先に、短く簡潔に書くことを意識しましょう◎
これはライティングの基本でもあり、ポートフォリオでも同じです。
4ブロックで完成!未経験ライター向けシンプルテンプレート

Webライター未経験者でもすぐに書ける、必要な情報を最低限に絞ったテンプレートをご紹介します。
- 一行自己紹介
- 得意なジャンルとクライアントに与えるメリット
- サンプル記事を1本
- 連絡先・納期目安
1. 一行自己紹介
ポートフォリオの自己紹介、つい長くなっていませんか?
クライアントが知りたいのは、「どんな記事を書いてくれる人か」です。
一行自己紹介では、以下の3点を短くまとめるだけでOKです◎
- 名前(ペンネームでもOK)
- 自分の立場(主婦/子育て中/副業など)
- 読者目線での経験の強み
- 長々とした経歴は不要
- 誰にでもすぐ伝わる短い肩書き+強みを1行にまとめる
- クライアント目線ではなく、読者の悩みを解決する視点で書く
例:
2人の子育てをしている、ゆきちです。
子育て中の主婦目線で、同じ悩みを持つママたちに寄り添う記事を執筆しています。
たった2文でも「誰が、どんな視点で、どんな記事を書くか」がしっかり伝わります。
パッと見て伝わる自己紹介こそがクライアントの印象に残ります。
2. 得意なジャンルとクライアントに与えるメリット
クライアントは“自分に合うライター”を探しています。
だからこそ、自分が得意なジャンルと、そのジャンルでクライアントにどう貢献できるのかを簡潔に伝えましょう。
では、具体的に盛り込むべきポイントを整理します。
- 「自分ができること」を「クライアントにとってどう役立つか」に変換する
- たくさん書かずに、1〜2ジャンルでOK
例:
育児・家事ジャンルを中心に、読者の悩みに寄り添った、商品購入やサービス利用を自然に促す記事を書くことが得意です。
クライアントが「この人なら、うちの商品を魅力的に紹介してくれそう」と思える言葉を添えるだけで、一緒に仕事をしたい!と感じてもらいやすくなります。
まずは、得意ジャンルとクライアントに与えられるメリットを、1文で書き出してみましょう◎
3. サンプル記事を1本
実績がなくてもOKです!
まずは仮テーマで良いので自分で書いたブログ記事やnoteでサンプル記事を1本用意しましょう。
- 文字数500〜1000字でOK
- リンクかPDFで提示する
- 記事数は1本のみ
- 読者目線+課題解決型で執筆
読者目線+課題解決型とは?
読者目線
読者が「今、何に困っているか」「どんな気持ちでその記事を読むのか」を想像し、その立場に寄り添って書くこと。
例:「ワンオペママ」「初心者で不安な人」「時間がない主婦」など、読者の状況を理解した文章。
課題解決型
読者が抱える悩みや疑問に対して、記事を読んだ後に「そういうことか!」「やってみよう」と解決や具体的な行動に導く構成や内容。
読者目線+課題解決型で記事を書くことで、クライアントが求めている「読者の悩みを解決させて商品やサービスにつなげたい」という要望を叶えられます。
だからこそ、サンプル記事も読者目線+課題解決型で執筆しましょう◎
4. 連絡先・稼働時間・納期目安
信頼感につながるため、必ず書くようにしましょう◎
それぞれについて詳しく解説します。
- 連絡先:連絡が取れるメールアドレスやSNS
- 稼働時間:稼働可能な時間帯
- 納期目安:記事1本〇日程度で納品可能など
例:
メール:abc.def.ghi@xxxx.ne.jp
稼働時間:平日10時〜16時対応可能
納期:記事1本、3日以内に納品可能
長々と書かずに、端的に必要なことのみを書きましょう!
サンプル記事は1本でOK!テーマ選びと書き方ミニガイド

「サンプル記事って、何を書けばいいのか分からない…」
そんな未経験ライターさん向けに、サンプル記事のテーマ選び方と書き方をシンプルに解説します。
1. テーマ選び
「書くことがない…」を解消するには、自分の体験と読者が検索しそうなキーワードを組み合わせるのがコツです!
読者が検索しそうなキーワード=読者の困っていることや知りたいこと。
つまり、市場のニーズなのです。
例:
自分の体験⇨子どものイヤイヤ期に困った体験
読者が検索しそうなキーワード⇨『イヤイヤ期』『対処法』
この2つを組み合わせることで、初心者でも“読まれる・役立つ”記事テーマが作れます。
2. 構成は6ブロック
構成は、タイトル→問題提起→結論→理由→具体例→まとめ
これだけを意識すれば、初心者でも読者が読みやすい記事になります。
3. 文字数は300〜600字でもOK!
サンプル記事は長く書かなくてOKです。
むしろ短く、読みやすく、わかりやすく書いて伝えることが大切です◎
例:
【タイトル】イヤイヤ期がラクになる!2歳の気持ちを尊重する3ステップ
2歳ごろになると始まるイヤイヤ期。
私も真っ向から向き合って、何度も疲れてしまいました。
でも、ある方法を意識するようになってから、ぐっとラクになったんです。
ポイントは、「イヤ」と言いたいだけしっかり言わせること。
子どもは2歳でも、自分の気持ちを考えて表現する力があります。
無理に抑え込まず、まずは気が済むまで「イヤ」と言わせる。
落ち着いたタイミングで、「どうしてイヤだったのか」を本人の言葉で言わせてあげると、少しずつ自分の気持ちを整理して話せるようになりました。
イヤイヤ期は、親も子もストレスですが、子どもの「気持ちを受け止める」ことを意識するだけで、驚くほどスムーズになりますよ。
完璧を目指す必要はありません。
たった1本、自分が「書けた!」と思える記事を用意してクライアントに提出しましょう。
提出前に1分チェック
ポートフォリオが完成すると、達成感ですぐにクライアントに提出したくなっちゃいますよね。
でも少し立ち止まって、以下の3点をチェックしましょう◎
- 誤字脱字
- 自己満足な表現が入っていないか
- 連絡先が抜けていないか
たった1分で大丈夫です。
最後に確認をしてからクライアントに提出するようにしましょう!
最後に
ライター未経験でも、
「NG例を避ける→テンプレで形にする→サンプリを1記事書く→チェックしてクライアントに提出」
の4ステップで、クライアントの印象に残るポートフォリオを完成させることができます◎
この手順に沿ってポートフォリオを作成し、案件獲得に向けて応募をしていきましょう!